大阪本町店スタッフ日記Vol.22 「古きを温ねて新しきを知る」

 
 
どうも皆様!おはこんばんにちわ!
大阪本町店のモリリン・モンローこと森田です。
 
 
春到来!って感じの陽気になって来ましたが
まだまだ新型コロナウイルスが猛威を振るってますよね。
自宅に居る時間も長くなり、悶々としている方も当然いらっしゃるかと思います。
僕はモータースポーツが見たくて毎日あらゆる動画と雑誌を読んで精神を安定させています。
でもワクチンという救世主がもう目の前まで来てますのでここは
感染拡大防止を徹底しつつ今を今なりに楽しみましょう!
 
 
 
さて、今回の話題ですがタイトル通り
「古きを温ねて新しきを知る」がテーマで筆を走らせてます。
 
ことわざの意味は
昔のことを研究し、そこから新しい道理や知識を得るという意味のことわざです。
 
 
普段何となく聞いてる音楽も、映画も、家電もすべてルーツがあります。
そのルーツがあるから今があるって知るととてもありがたみを感じたり
今をどうすべきかって解決の糸口になったりするのです。
 
 
今回のブログのテーマについてちと前置きを先にお話しします。
 
2回前に僕がゲーム好きだという事を自身満々に語らせていただいてのですが
実は今ゲームセンターは軒並み閉店し、規模も縮小し、街から次第に姿を消しているのです。
コロナウイルスの影響がもろ火にどっぱどっぱと油を注いでいる状態ですが
今、ゲームセンターがどうあるべきかってのが問われているのです。
 
現在のスマホゲームやオンライン対戦ゲームのルーツは「ゲームセンター」にあると
僕は思っています。
 
フラッと立ち寄り、そこで対戦した見知らぬ人と仲良くなり、熱く攻略についてコーラ片手に語り
次第にその人と隣町まで遠征に行き、大会に出て足が震える程の緊張感を味わい、その経験から
人生までも教わるのです。実はそんな経験を学生のころに僕は体験したことがあるんです。
 
 
だからこそ!僕はゲームセンターが好きでこれからも存続してほしい!
その願いで今回はゲームセンターの時代を築いたヴィンテージアーケードゲームを
西日本屈指の台数で保管・遊べる施設が大阪の新世界にあると聞きというか調べて向かいました。
 
 
「新世界」と聞いても関西以外の方はあまり場所が分からないですよね。
凄い幻想世界が日本に?と思ってた時期がありましたが最寄り駅は大阪メトロ「動物園前駅」
 

 
故・鯉江良二氏が手掛けたこの動物タイルの壁は今後数年で駅のリニューアルと共に
姿を消します。
これも新世界を支えたルーツです。
 
 

 
 
新世界周辺は有名観光地ですが平日と相まってかなり閑散としてました。
なんだか悲しいですよねー。
 
 

 
通天閣がズドーンと仁王立ち。
通天閣は天王寺や阪神高速道路からでも見えます。
 
 

 
通天閣の真下にはこんな綺麗なデザインが見れるのです。
見上げたら首をつってしまいました。。。
 
 

 
そしてこちらが目的地。
先日バラエティー番組「松本家の休日」でもこちらの場所が特集されました。
さてさて店内へ行きますよってに。
 
 


 
まず、入口入って度肝を抜かれたのがこちらのゲーム機。
アフターバーナー2というゲームですが
左右上下に動く筐体の元祖的な存在。驚くのは
メーカー保管を除くと現役で稼働するのはこちら一台のみだとか。
 
 

 
2階はビデオゲーム筐体という座って遊ぶ筐体が中心です。
中身は基盤によって格闘ゲームやシューティングに変更できます。
ここはシューティングゲームゾーンでした。
ここに来れば100円でいつでも宇宙へフライトできますよ。
 
 

 
1985年から今も続く「グラディウス」シリーズ
操作する機体は敵を倒してドロップアイテムを回収するとバリアなど増えて進化します。
この進化するシステムもグラディウスの特徴でいろんな方に愛されてます。
 
 

 
三階は格闘ゲームコーナー
ゲームセンターで向かい合って対戦する。
その対戦するという文化を築いたのは格闘ゲームです。
こちらはストリートファイター・鉄拳シリーズと共に時代を歩いた
バーチャファイター2
 
ポリゴン感がそそります。
白米もって来ていただければ3回はおかわりできます。
世代ではないですが遊ぶと技はある程度出せます。
 
 

 
こちらは「スパルタンX」
ファミコン版はすごく有名ですがアーケード版は珍しいです。
 
 

 
こちらも大人気作品の鉄拳シリーズの3作品目。
僕が小学生のころ、友達と自宅で対戦して腹を抱えて死んじゃうんじゃないか
ってくらい笑いながら遊んだゲームなんです。
 
思い入れがあって遊んでいると当時の記憶が蘇ってくるんです。
ジャッキー・チェンの映画を見過ぎてた自分は小学生のころ拳法使いのLAWってキャラを使い込んでました。
懐かしさが蘇りました。
っ涙は流してないですが少し感情が高まりお金はこちらの筐体に流れていきました。
 
 
他にもレアな筐体が沢山ありましたが、いろいろ遊びましたので
用事のため次の場所へ向かいました。
 
 
こうして、ゲームセンターのルーツを探ると
今、世の中はとても便利になり、ゲームも高画質が当たり前、システムも膨大で拡張性もあり
ネットワークでは誰でもいつでも対戦などして遊べれるようになりました。
 
だけどスマホゲームは熱中するまでには至らなかったり、
オンラインゲームは便利だけど直接人と関わる機会が減ってしまってるんだなと
考えさせられたんですよね。
 
「ここでしか体験できないこと」がある
 
ヴィンテージというのはそういったこだわりや文化を
感じることができる素敵なアイテムです。
 
びっくりカーテンでもヴィンテージを楽しめれるカーテンがあります。
「ヴィンテージデニム」
 

 
 
岡山県のデニム職人によって丁寧に本物のデニムを使用し製作するこちらの商品。
質感などヴィンテージならではの味としてお楽しみいただけます。
製作にお時間をいただきますが、是非、本物ならではの味わいを楽しんでほしい商品です。
 
 
古いって決して悪いことではないですよね。
それでは、今回はこの辺で。また次回。