東京・吉祥寺店 スタッフ日記VOL.165 色の心理と夏の青

モイモイ

お久しぶりです。
びっくりカーテンcloset吉祥寺店の大釜です。

夏至も過ぎ6月も残すところあと数日ですね!
7月という響きを聞くだけで『夏』の印象が一気に出てくるのはなぜなのでしょうか?

夏といえば、どこまでも続く水平線にもくもくと積もり漂う入道雲!
そして一面を覆いつくすような青い空!
今日は、夏を代表する色味「青色」にフォーカスしていきます(*^^*)

●青色ってどんな色?
一口に青色といっても、人によって思い浮かべる色は違いますよね!
海や空を思い浮かべる方もいれば、信号の青や
サッカー日本代表のサムライブルーを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
そんな「青」が持つ力をご存知でしょうか?

青のイメージと言えば、凉さや、冷たさ等温度感のイメージが強い方が多いと思います。
それ以外にも、色には見た人に与える<心理的効果>があるんです!
その中でも「青」は、お家の中に取り入れることでメリットが多い色の一つです♪

●集中力・落ち着きを感じさせてくれる「青」

青には副交感神経を活発にし、心を穏やかにする鎮静効果があると言われています。
ぼーっと空や海を眺めているだけで、気分が軽くなった経験をした方も多くいるのではないでしょうか。
そう感じる理由の一つに「青」色が持つ鎮静効果が作用することが関係しているのです。
心が穏やかになると気が散りにくくなり、取り組んでいる事へ集中しやすくしてくれます。

国営昭和記念公園で撮影したネモフィラ 癒されますね!

また「青」を始めとする寒色には、時間の経過をゆっくりと感じさせてくれる効果があります。
集中力が高まる上に実際の作業時間に比べて時間の経過が短く感じられるので効率が重要な
お仕事部屋や勉強部屋に取り入れる色としてもとってもオススメの色味なんです。

アンティカモロッコ ブルー×レースララシュ ブルー

●奥行・立体感を表現するための「青」

色の効果として手前に迫ってきているように感じやすい色味<進出色>と、
奥行きを感じやすい色味<後退色>があります
「青」はそのうち後退色と呼ばれる、実際の位置よりも奥行きを感じやすい色味です。
赤や黄色等の暖色系の色味と合わせると、より立体感が生まれ、
お部屋の中にメリハリが出るので、締まりのあるお部屋になります。

フィンランドの石の教会テンペリアウキオ協会

ど真ん中に写る標識にも赤と青の組み合わせで、しっかり赤が際立っていますよね!

私が実際にこの効果を感じたのは、夜自転車に乗っている時でした。
赤信号が光っていたので、減速してすぐ止まれるように準備していたのですが、
実際は思った以上に信号の位置が遠くたどり着くころには青に変わっていました。
同じ場所で青信号だった際には、歩行者用信号が点滅し始め
信号につかまりそうと思ったにもかかわらず、赤になる前に通過できたこともあります。

この写真は全然関係ないフィンランドで撮った写真です。
自転車専用の信号マークがなんとも可愛いですよね!

赤が止まれで青が進めになった理由の一つに、この進出色と後退色の関係が
あるんじゃないかなと思う出来事でした。
本当に違いがあるか気になる方はぜひ注意深く見てみてください!

パライソ ナイトブルー

フラミンゴ柄のこちらのドレープカーテンも、ブルーの地にピンクのフラミンゴが飛び出すような印象がありますよね!これも進出色と後退色の組み合わせでできたカーテンなのでメリハリがしっかり感じられるんです!(^^)!

最後にここまでに登場したカーテンのご紹介をいたしまして
今回はお別れとさせていただきます(^o^)/

アンティカモロッコ ブルー
レースララシュ ブルー
パライソ ナイトブルー

では、また次回のブログでお会いしましょう!

吉祥寺店スタッフの大釜でした。
モイモイ!