こんにちは!
吉祥寺店スタッフkum@です。
一年も4分の1が過ぎ去り待ち遠しかった春が来た!と喜んでいたら、桜が咲いているのに最低気温が10℃を下回る日が続いたり、長雨でせっかくのお花が散ってしまったりと、今年も季節に振り回されていました。
桜が咲く時期の冷え込みを『花冷え』というそうで、春の季語にもなっているそうです。私は寒さにひたすら震えていた現代人なのですが、昔の人は突然の寒さにも余情を感じる心のゆとりがあったのだなぁと思うと、そうなりたいと思わざるを得ません。やっと春らしく暖かくなってきて、一安心しております。
心のゆとりで感じるもの……季節もそうですが、文学や芸術などはその際たる例ではないでしょうか?昨年末から再燃した読書の熱に浮かされて今年も粛々と読み進めつつ、3月には美術館へ足を運んでまいりました。

訪れたのは都内でも有名な『三菱一号館美術館』です。
東京駅と目鼻の先で、インスタなんかでは併設されているオシャレなカフェの方が有名だったりするかもしれません。実は私、実際に中の展示を見るのは初めてでした。厳かなエントランスでチケットを買い、展示フロアへは専用エレベーターで移動します。館内の内装もどこも素晴らしかったのですが、美術館ということで今回移動中の撮影は遠慮し、展示について触れようと思います。

今回は25歳という若さでこの世を去った オーブリー・ビアズリーにスポットをあてた展示です。お恥ずかしながらこの画家を存じ上げないまま見に行ったのですが、ビアズリーの代表作『サロメ』には見覚えが!!!芸術とは意識しないまま、目には止まっているのだなぁと既に感動。メインの展示室は撮影OKな場所もあるのが、今時だ!と思いながらパシャパシャ撮りつつ進みます。
※中央が代表作 戯曲『サロメ』より挿絵



そして今回の美術館訪問で気付いたことですが、私が思っていたよりはるかに幅広い年齢層の方が見に来てらっしゃいました。ご高齢のご夫妻が優雅に見ていらっしゃるシーンも有り、両手の空いた身軽そうな若者が食い入るように足を止めるシーンを目撃したり。芸術鑑賞なんて銘打つといかにもな感じで肩ひじ張ってしまいますが、もっと自由に気楽に楽しんでいいのかもしれないな。と新しい発見ができた日でございました。
この日はのんびり見て回り、3時間ほど滞在。
家でだらりと過ごすのも休日!という感じがしていいのですが、なんとも有意義な時間を過ごせたなとほくほくできたこの体験をきっかけに、もっと今年は外に出て色んなものに触れたいなとひしひしと思ったのでした。
とは言えども、お家からどうしても出たくない。そんな日もままあります。大切ですよね、ゆっくりするお時間……
自宅でも芸術鑑賞気分を楽しめる、アーティスティックなデザインのカーテンをご紹介して終わりにしようと思います。
<アウリンコ ブラウン>は、少しシボ感のある生地にクリーム色の優しい色合いと、黒線のコントラストが北欧モダンな1枚です。新しいのにどこかレトロなデザインは、窓辺を一瞬でお洒落に見せてくれます。


続いてはこちら。
北欧VINTAGEより<アボリオ グレー>です。大胆な植物モチーフをモノクロカラーでデザインしています。環境に配慮した再生ポリエステル糸を利用した生地は、1級遮光と機能的にも嬉しいところ。コントラストの効いた無彩色な色合いなので、強いアクセントカラーと合わせても素敵ですね。


ご自宅で楽しめるアートなカーテン……いかがでしょうか?
びっくりカーテンのHP上でも、是非皆様のお部屋を彩るアートな1枚を探してみてくださいませ!