【ココハナ ~vol.67 「日本で最も美しい村」抹茶のおいしい京都・和束町をご紹介~】

和束町の茶畑

こんにちわ。
びっくりカーテンの神田です。

 

以前に京都駅周辺や宇治など有名な観光地のオススメ抹茶スイーツを紹介してきましたが、
今回は抹茶好きにはぜひ行っていただきたいディープ(?)なスポット「和束町」をご紹介。

 

和束町は京都府相良郡にある、人口およそ3,700人が暮らす、
自然あふれるのどかな風景が広がる長閑で緑豊かな町。

 

特産品の和束茶(宇治茶)の茶畑がそこかしこに広がりる和束町は「日本で最も美しい村」連合にも加盟しており、
その名に恥じぬ、お茶好きにはたまらない美しい景色を楽しむことが出来ます。

 

一面に茶畑が広がる和束町の風景

 

 

そんな和束町は特産品を活かした甘味処が多数点在。
というお話を耳にして早速向かってみました。

 

まずお伺いしたのは「竹の子」さん。
和束町を斜めに走る府道5号線で北東に向かうとある、
中尾園茶舗さんと併設されている茶房。

 

テラス席もあります

 

 

かき氷<まるで茶畑・茶源郷濃茶氷>はその名の通り、濃い緑色の抹茶シロップがかかった濃厚なお味。
白玉やアイス、あんこも乗った豪華仕様でお値段850円というお手頃価格。

 

その他茶団子やアイスなどの甘味が様々。
更には和束茶を使った茶そばやうどん、地元の卵で食べる卵かけご飯とごはんメニューも豊富。
なんなら自分たち以外のお客様は皆さまごはんを食べられていました(笑)

 

かき氷と抹茶アイスとご満悦な我が子(笑)

 

 

横の中尾園茶舗さんでは茶葉や道具などが販売されており、
お店に入るなり芳醇なお茶の匂いにやられてしまうほど。

抹茶やほうじ茶のソフトクリームやアイスクリームを販売していまして、
濃茶ソフトはこれまた美味。

 

マスコットキャラも笑顔でお出迎え

 

 

「竹の子」さんから再び府道5号線に乗り南下していくと、
ひときわ目立つ目新しいお店があります。

d:matcha Kyoto CAFE&KITCHEN」という洒落た感じのこのお店では、
カウンター席で茶畑を見ながらランチやスイーツを満喫出来ます。

 

ロードバイク用のスタンドはいろんなお店に設置されていました

 

 

コチラのかき氷は「溶けないかき氷」とのこと。
かんなで削ったかの様な荒々しい氷が重なる緑色の山はそれだけ食べても美味な抹茶かき氷。
添えられた抹茶ソースと練乳で味を変えながら最後まで楽しめて、
ゆっくりと氷を味わえるスイーツでした。

 

「d:matcha」さんの溶けないかき氷

 

 

また、こちらでは「茶アイス食べ比べセット」という商品があり、
濃茶に抹茶、煎茶とほうじ茶、玄米茶の5種類のアイスがもなかの皮に乗せられた
その名の通り食べ比べを楽しめるセット。

 

上左からほうじ茶、煎茶、玄米茶、抹茶、濃茶(だったと思う)

 

 

1つあたりが小ぶりなのでお腹の心配をせず
色々なお茶の味を試したい方にオススメです。

 

次にご紹介するのは少し山手に上り始めたところにある「dan dan cafe」さん。
坂道にある小さなカフェなのですが、何よりもそこから見える景色がすごい。

 

何とこのお店、京都府景観資産登録第1号に選ばれた<石寺の茶畑>の目の前にあるのです。

 

dan dan cafeさんから見える石寺の茶畑と濃茶ジェラート

 

 

お店の中からその景色を堪能するも良し、
ジェラートをお持ち帰りで眼前に広がる景色と共に召し上がるも良し。
インスタ映えそうな写真から何からバッチ来いなスポット。
ジェラートも多数種類をそろえており、濃茶は他のお店に負けないほど濃厚で味わい深いお味でした。

 

更に更に和束町から国道163号線へ南下し、左に曲がって15分ほど車で走りますと、
道の駅「みなみやましろ村」があります。

 

こちらでは道の駅としての野菜や名産品の直売の他、
イートインコーナーでソフトクリームやかき氷が食べられます。

 

こんなインスタ映え用のPOPも有りますので、食べる前にぜひ。

 

道の駅で食べる抹茶パフェとかき氷

 

 

本当は茶畑を見ながら散歩したり色々なお店を回ったりしたかったのですが、
茹だる様な暑さに負けてしまいました。
次回はもう少し涼しくなったタイミングで快晴を狙って行ってみたいと思います。

 

なお、和束町への行き方はびっくりカーテンショールームからですと
国道171号線を京都方面に進み宇治を経由して行く方法と、
国道170号線から国道163号線<京都いづみチャーミングロード>へ進む方法が有るのですが、
遠回りでも170号線経由をおススメしたい。

 

宇治から経由のルートでは国道307号線を途中で少し通過して府道62号線に進むのですが、
その府道62号線が正に酷道。
一方通行でもないのに車1台分しか無い様な急角度急カーブの山道が20分ほど続く難所になりますので、
運転に自信のある方以外は通らない方が良いルートです。

 

左が国道、右が酷道

 

公共交通機関を利用する場合はJR高槻駅から京都駅へ。
そこから奈良線に乗り換えて木津、関西本線で加茂駅まで移動。
加茂駅から奈良交通バスに乗って15分ほどで和束町役場駅へ到着します。

 

詳しくは和束町公式ホームページをご参照ください。

 

当店ショールームにお越しの方はついでに~というには流石に時間のかかる場所ではありますが、
スイーツを楽しむも良し、抹茶について店員さんに詳しく伺うも良し、
長閑な茶畑の風景に浸るも良し、抹茶好きには一度行っていただきたいオススメスポット。
気になる方はぜひ足をお運びください。

なお、かき氷などは期間・季節限定の商品もありますので、その辺り詳しくはお店にご確認を。

 

古き良き日本の風景がそこに在ります