皆さまこんにちは!
本日もモロッコ現地からフレッシュなコラムが届きましたよ!
今回はどんな情報なのかドキドキ(o´艸`) さてさて、始まります!
皆さん、こんにちは! いかがお過ごしですか?
私の住んでるシャウエンは、モロッコ北部の山沿い、標高1,000mのところにあります。
今の季節、お天気の日だと最高気温は15度位まであがり暖かいのですが、雨が降る日は気温が上がらず部屋の中でも寒さを感じます。 なので、朝・晩と暖房を付けてます。 皆さんも寒くないように、暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、今回のコラムでは、モロッコ旅行・おすすめ体験として、「ヘナ・タトゥー」を皆さんにご紹介しますね
ヘナ(ヘンナ)は、ミソハギ科の植物の。名
葉を乾燥させて粉にしたものを水などで溶いたものが、古くから髪・眉・爪・手足などの染色やペイントに使用されている。染料となるのはローソンという赤色(オレンジ色)色素で、そのローソンがタンパク質に絡み付く習性を持っているため、人間の頭髪や皮膚に色が付く。その歴史は、記録に残っている限りでは先史時代にまで遡り、クレオパトラもヘンナで爪などを染め、現代で言うマニキュア代わりとして使用していたという。
ヨーロッパではトリートメント目的でペルシャ産のヘンナが使われており、日本でも近年白髪染めとトリートメント目的でインド産のヘンナが使用されている。
私はモロッコに来るまで、実は「ヘナ」 自体の存在を知りませんでした。(‘◇’)ゞ 髪の毛の染色用として日本でも使用されてたんですね!
私が初めてモロッコに来たのは、今から4年前でした。大手旅行会社の団体ツアーに参加したのです。
モロッコの街をガイドさんと一緒に歩いてると、現地女性の袖の下、手の甲からオレンジ色の何かで書かれた模様が見えました。
私 : 「さて、何だろう???」
私は子供の頃、油性のマジックペンで手の甲に落書きして、お風呂に入っても落ちず、母親に怒られた記憶があります。
「モロッコ人は黒の油性マジックではなく、オレンジの油性マジックで落書きして遊ぶんだ!なるほど~!」 と、真面目にそのモロッコ人女性の手の甲を見た時、私は思ってしまったのです。(笑)(*´▽`*) (当時、私はヘナ・タトゥーの事を知らなかったので)
いえいえ、それは「油性マジックでの落書き」ではなかったのです! ヘナで描かれたタトゥーだったのです!
実はモロッコの女性にとって、ヘナ・タトゥーはとても意味があります→ 「魔除けがある」と信じられているのです。
例えば、花嫁さん。結婚式の前日にハマム(公衆浴場を貸し切り)に入って体を清めた後、手足にヘナ・タトゥーをプロの女性に描いてもらい、神聖な気持ちで結婚式当日を迎えます。
私はフェズという街に行った時、ちょうど結婚式のパレードに出会った事があります!
次の写真をご覧ください。花嫁さんはこれから結婚式場へと向かうところでした。 彼女の手の甲や足には、 魔除けの意味のある「ヘナ・タトゥー」が描かれていたことでしょう。
演奏隊が後ろに続きます。まるで、お祭り騒ぎ♪♪』
モロッコの花嫁衣装はとても華やかですね。モロッコ式ウェディングドレスに伝統的な刺繍が施されてます。。。ってゆうか、一般の道を荷台に乗って男の人に担がれながら結婚式場へと運ばれるなんて、モロッコの結婚式も派手ですね!!
ちなみにモロッコの結婚式は3日もかけるそうです。3日も付き合う出席者は、たまりません(笑)
モロッコの結婚式は、ダンス、ダンスで盛り上がるんですよ(笑)。もちろん女性も踊りまくります!でも、イスラム文化なのでもちろん、アルコール無しです。 (シラフで良くそこまで踊れるなあと、見てた私はビックリしました(笑))
花嫁さんだけでなく、ちょっとオシャレしたいとき、モロッコの女性はヘナ・タトゥーをします。
例えば、旅行に行く時とか何かのパーティーとか、服装はもちろんの事、彼女達は手元までオシャレにするんですね!
先日電車に乗った時、大きな旅行カバンを持った現地女性に遭遇。彼女の甲には、キレイなデザインのヘナ・タトゥーが描かれてありました。
指先まで気を配ってた彼女のオシャレは、とても素敵でした!
そして、外国人旅行者も気軽に体験できるように、モロッコ各都市ではヘナ・タトゥーのお店があります。
先月、私がモロッコ旅行アテンドをした女性が、モロッコでヘナ・タトゥーを是非してみたいとのことだったので、マラケシュという都市に行った時に、一緒に体験してきましたよ♡
モロッコにいらした時、ヘナ・タトゥーをぜひ体験してもらいたいのです! だって、楽しいんだもん♪
どんな感じで描いてくれるのか、皆さんにご紹介しますね!
①アルバム写真の中から、自分の好きなデザインを選びます。片手、又は両方の手にするか、値段も交渉。そして、注射器の中からヘナを絞り出しながら、モロッコ人女性は手の甲に上手に描いてゆきます。
②その女性はね、頭の中にデザインが入っていて、描きながら写真を何度も見たりはしてませんでした。
「何年ヘナ・タトゥーを仕事として描いてるんですか?」と聞いたら、「20年もやってるよ」と彼女。流石に、なめらかに描いてました。
③左手の所要時間は10分ほどでした。次に右手の手を描きます。
あれれ?? そう言えば、選んだデザインは1つだけ。右手のデザインは選ばなかったのに、その女性はどんどん勝手に(笑)自分の頭の中に入ってるデザインを描いていきました。(*´▽`*)
④両方の手を描くのにかかった時間は、およそ25分ぐらい。仕上げに綺麗なキラキラ・ラメを振りかけてくれました。
「ヘナ・タトゥー体験」大満足の彼女♡写真を撮られるポーズも決まってますね(笑)
マラケシュでヘナ・タトゥーを体験する場合、フナ広場という場所は観光地化されてるのでお値段は高めです。そこよりも、旧市街(メディナ)の中へ少し入っていくと、良心的な値段でやってくれるお店を見つけらます。いくつかのお店を渡り歩いて、相場を確かめてからお店を決めるのがいいでしょう。
専用の注射器から絞り出される、冷たいヘナの練り状の液が手の甲に垂れてくる瞬間ってね、とってもくすぐったいんですよ(*^-^*)。その冷たさがたまらなく楽しくて、やってる間はずっと笑顔でした。
ヘナの素材によって、「消えずに残る期間」が違うそうです。私達は真ん中のランクの「オレンジ色」を選びました。1週間は消えなかったです。
皆さんも、モロッコにいらした時は、ヘナ・タトゥーをぜひ体験されてくださいね! マラケシュだけではなく、各都市で体験できますよ。(^^♪ では、また。
▼ 当店オリジナルモロッカンデザイン【 Patati Patata -パタティ パタタ- 】ご紹介ページ