ほぼ全員禁酒!?モロッコのお酒事情について

みなさんこんにちは!

最近日本酒にも手を出し始めたモロッコ部のむらかみです。

プライベートでは楽しく健康的に飲むことがモットーなので

ガブ飲みはしないのですが、大人になってきて

お酒に合う料理を出されているお店に惹かれるなあなんて

通ぶるのが楽しい今日この頃です。

(正直なんでも美味しく感じるタイプなので本当の通ではないです。笑)

この前行ったベトナム料理屋さんでの一コマ。アジアらしいさらっとビールとこってり料理がマッチしておりました。

そんなむらかみ、モロッコ部に入って

海外のお酒が猛烈に気になり、

色々調べてみたのですが、なんとびっくり、、、

モロッコの方はほとんどお酒を飲まないそうです…!

むらかみはこの時点で現地に行くのは無理かも、と思いました。

■理由は宗教関係。

以前おおもりのコラムでもご紹介したように、
モロッコで主に信仰されている宗教はイスラム教。

イスラム教では原則飲酒が禁止されているそうです。

ちなみにモロッコの約9割がイスラム教徒とのこと。


ということは、ほぼ国民全員が禁酒をしている。

と言っても過言ではないかもしれません…。

(むらかみには耐えられないかも…。)


■ではモロッコ国内に全くお酒はないのか?

と思ったのですが、調べてみますと案外そうでもないようです。

というのも、モロッコは美しくも不思議な景色と
ヨーロッパから近いという地の利を生かした観光大国。

アフリカでは2番目に外国人観光客数が多く、2019年は約1,300万人近くもの人々が訪れたそうです。

もはやお馴染みのシャウエンなど、綺麗すぎる場所が沢山…!

イスラム教徒でない観光の方が沢山いらっしゃるので


一部の大型スーパーや、路面店での販売はもちろん


観光客向けのレストランやバーなどではお酒の提供もされているとのこと。

イメージです。

ただ販売店おいては、許可証が必要だそうで
購入できるお店が限られているのとのこと。

また、やはり道行くモロッコの人々はほぼイスラム教徒となりますし、
そこいらの路上で飲んでいいわけではなく
街によって公園など場所も限られているそうです。

いかにも飲酒しています!とわかるような形で
どこでもふらふら飲んでいいという雰囲気ではなさそう。

とはいえ、モロッコはイスラム教徒を有する国の中では
飲酒に関して比較的寛容だそうなので
マナーやルールをしっかり守った上で、

節度をわきまえて飲むのはありなのかもしれません。


■ご当地ビールがある!?

ここまで禁酒について散々お話してきましたが
ご当地ビールがあるそうで、その名も『カサブランカ』

1919年創業のモロッコのビールメーカーである
ブラッセリー・ド・モロッコ(BRASSERIE DU MAROC)より販売されているそうです。

名前の通り、カサブランカ発祥となっており
現地のレストランやバーにはだいたい置いているとのこと。

お味は、フルーティーで苦味の少ない爽やかで飲みやすいビールとのこと。

ほぼ禁酒の国で酒造されるビールとは
なんとも不思議ですが、正直めちゃめちゃ気になる。

ネットで買えるようなサイトがいくつか出てきたので
もし買えたら、次回試してみようと思います…。


■本当にみんなお酒を飲んでいないのか?

国内にはフランス植民地時代の影響でワイナリーもあるというモロッコ。

ここまで来ると、本当に国内の方は飲まないのかと疑ってしまうような気持ちになってきましたが

調べているとやはりグレーゾーンなお話もちらほら。

ただ、ネット上のお話なので本当かどうかは定かではないですし
表向きはほぼ禁酒の国。

むらかみはもしかしたら無理そうですが、
もしモロッコに行かれるお酒好きの方は
ぜひ事前にしっかりと調べて、楽しく飲みましょう♪


いかがでしたか?

モロッコの複雑なお酒事情。

お酒好きなむらかみとしては、
カラッと晴れた日に外でスパイスたっぷりな料理と一緒に
ジントニックでも頂く妄想を繰り広げていますが
その国のマナーを守ることも旅の楽しみ。

お酒以外でも様々な風習やマナーがあるので
行く予定がない方も、ぜひ調べてみてくださいね♪

最後まで読んで頂きありがとうございます!

それではまたの機会に!
むらかみでした。


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