モロッコの挨拶について

みなさん、アッサラーム・アライクム!

モロッコ部のかんだです。

日々の生活において挨拶は大事なもの。


日本でも初めて会うとき、久しぶりに会うとき、

会う時間によって様々な挨拶がありますが、


それは世界各国どこでも同じお話。

モロッコでは第一言語がアラビア語、

第二言語がベルベル語、

第三言語がフランス語になるそうで、

更にその三つにスペイン語まで混ぜた方言になる「ダリジャ」

という話し言葉もあり、それだけを聞くと日本人からはかなり

ハードルが高そうなイメージ…。

そんなモロッコではどんな挨拶が交わされているのでしょうか。
実際にモロッコの方とお話しするときの為の予習として、まとめてみたいと思います。

こんな市場でさらっと挨拶でもできたら素敵ですよね

まずは定番の挨拶【アッサラーム・アライクム】

アラビア語由来の挨拶だそうです。

「アッサラーム・アライクム(As-salamu alaykum/اَلسَّلَامُ عَلَيْكُمْ)」

直訳すると「あなた方の上に平安がありますように」という言葉。
日本では「こんにちは」と意訳されることもあり、一般的な挨拶の一つになります。

それに対する返答は

ワライクム サラーム(Waalaikum salam/وَعَلَيْكُمُ ٱلسَّلَامُ)」

となるそうで、

直訳すると「あなたにも平等あれ」という内容になります。

なんだか哲学的?な挨拶ですよね。

モロッコ、というよりイスラム圏共通

宗教的な挨拶ではありますので、
圏内であればどの国でも同様に挨拶のやり取りが出来る言葉です。

■朝の挨拶は【スバーハルヘイル】

ベルベル語では「おはよう」

スバーハルヘイル(sbah hlkhir/صباح الخير)」と言い、

お互いにその言葉を返す習慣の様です。

日本語に直訳すると「善の朝」となるそうで、
要するに「良い一日になりますように」という意味のようです。

日本の「おはようございます」も元々は労いの言葉ですし、
挨拶にはお国柄が出ているようにも思えます。

朝市なんかでもこれでばっちり挨拶だけはできそうです!

■感謝を述べたい時は、【シュクラン】

びっくりカーテンの商品名にもなっている

「シュクラン(Shukran/ًشُكرا)」は

日本語の「ありがとう」になる、感謝を伝える言葉。

寧に「どうもありがとう」と伝えたいときは後ろに

「ジャズィーラン」と付け、

「シュクラン ジャズィーラン(Shukran jazeelan/شكراً جزيلاً」

と伝えましょう!

言われたときに応える「どういたしまして」

「アフワン(ahwan/ًعَفوا)」

と答えると、

「気にしなくていいですよ」という返答になります。

■しっかり覚えて、ぜひしかるべき時に使ってみましょう!

その他にも食事の挨拶や別れのあいさつなど、

まだまだたくさんありますので

興味のある方はぜひ一緒に勉強していきましょう。笑

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