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【 TBL VOL.123 カーテンは遮光であるべきか?遮光カーテンのメリットとデメリット 】
みなさんは、昨今どうお過ごしでしょうか?お家時間中心の日々の生活を過ごされていることだと思います。そんな時こそお部屋をイメチェンしてみてはどうでしょうか?( ´∀` )
今回のコラムは、遮光カーテンに注目し、カーテンは遮光であるべきかについて、
メリット・デメリットも含めご紹介させていただきます。
遮光カーテンとは
遮光カーテンはまずご存じの通り陽の光を遮ることを目的としており、外からの目線が気になる際、
プライバシーを守ることができます。さらに冷暖房効果が高く、UV(紫外線)カットにも効果的なカーテンです。
遮光カーテンの種類
一言に遮光カーテンといっても遮光度合いが様々で、無地のカーテンやデザインカーテンまで種類がたくさんあります。
まずは、遮光の等級による違いをご紹介をさせていただきます。
・超1級遮光(遮光率 99.999%以上)
生地を通して入ってくる光は、ほぼ0で日光を100%遮る為、真っ暗になります。
(レール等の隙間からは光が入ります。)
日中に睡眠をとる方、外からの視線が気になる方に最適です。
遮熱効果も抜群でエアコン効率が良くなりますので、節電対策にも有効です。
夏は涼しく、冬は暖かく、いつでも快適な室内環境を作ることが可能です。
防音効果もあり、特に高音域に高い効果を発揮します。
こちらの商品は特徴として、生地の裏面に3層のアクリル樹脂をコーティングすることにより、光も熱も音も通しにくいんです!!
・1級遮光(遮光率 99.99%以上)
人の顔の表情が識別できないレベルにまで暗くなります。
上下左右の光漏れは除いて生地を通して入ってくる光はほぼありません。
ホームシアターをしたい方、日中に睡眠をとる方、外からの視線が気になる方などに最適です。
外からの光をしっかり遮断したいという方には、オススメです。
・2級遮光(遮光率 99.80%以上~99.99%未満)
遮光等級2級カーテン使用時の部屋の暗さは光を99.80%以上(顔の表情がわかるレベル)遮ります。
光を遮り快眠でき、UVカット効果もあります。1級遮光は真っ暗だし、無地が多いからどうしよ~と思っている方にオススメです。
デザインも豊富なので選択肢が広がります!
光を遮りながら、ある程度光も取り入れられるのでバランスよいカーテンといえます。
・3 級遮光(遮光率 99.40%以上~99.80%未満)
ある程度光を寝室に取り入れたい場合や子供部屋などにオススメです。
人の顔の表情はわかるが、事務作業するには暗いレベルになります。
1級遮光と2級遮光の差はこれだけ違います。
カーテンの色によっても遮光性の違いがあります。
遮光等級によって、光の差し具合が様々で、同じ等級でも色が違えば遮光性も変わってきます。
生活環境に応じた遮光率をお選びすることをオススメします。
遮光カーテンのメリット
当店でも遮光カーテンは人気商品で、カーテンを選ぶ条件として遮光を優先して購入される方が多くいらっしゃいます。
その理由は何なのか?
遮光カーテンメリット(いいところ)をまとめてみました。
日中でもぐっすり眠れる
遮光カーテンは先ほど遮光等級のご説明をさせていただきましたが、
日光を遮る効果が高いカーテンです。
なので
ぐっすり寝てても朝方太陽の光で目がさめた!ウ~ン!もう少し寝たかったのにと2度寝をしたくても明るいから寝れないことがシバシバあるかと思います。
そんな時遮光カーテン(特に1級遮光以上)であれば光の差し込みを気にする必要がありません。いつまででも眠りにつくことができ寝つきの悪い方もスムーズに眠りにつくことができます。
あとは日中はお部屋でプロジェクターなどまるで映画館のように快適に鑑賞できることや、
朝から夜まで眠りた~いと思われている方や変則勤務や休日ぐっすり眠りたい方にオススメです。
UV(紫外線)カット効果
遮光カーテンは、日光をしっかり遮ります。ということは、紫外線(UV)を遮る効果もあり同時にUV(紫外線)カット率も高いということなんです。
紫外線は夏の暑い季節、日差しの中にしか含まれていないと想像しますが、実際には紫外線は一年中含まれており、日焼けの原因になる紫外線は曇っていても存在し、窓ガラスを通る光にも紫外線は含まれています。
なので、紫外線カットと畳や家具などの日焼け防止・赤ちゃん、お子様にも紫外線は影響を及ぼしますので、窓から入る紫外線対策として、遮光カーテンは光と紫外線を遮ることができますので効果的です。
冷暖房効果と防音効果
遮光のカーテンは、遮熱・断熱効果もあり光だけでなく熱も遮ることができますから、夏や冬などの冷房や暖房などの効きがよくなりますので、電気代の節約もできますし、エコの役割もあるんです。
このカーテンのみならず、遮光の厚地は生地が比較的厚いため、非遮光のカーテンと比べ、冷暖房効果と防音効果は高い傾向にあります。
外からの視線が気にならない
外からの視線って気になりますよね~
日々の生活を見られているようで・・・
でも遮光カーテンは遮光等級でご説明させていただいた通り、外からは見えにくいため、人影は見えにくくお部屋の様子もわかりません。
防犯対策として、プライバシーもしっかり守られ安心して快適にお過ごしすることができます。
遮光カーテンのデメリット
遮光カーテンは光を遮る効果が高いため、どうしてもお部屋が昼間でも暗くなり、お部屋の解放感がない印象になります。
快眠を重視することにより、あまりにも眠れる環境になってしまう為、朝方も暗い状態が続きますので、思わず寝坊してしまったりしてしまうことも・・・気づかず目覚ましなしでは起きれなくなっちゃいます( ´∀` )
生地が非遮光のカーテンと比べ厚く、素材もポリエステルが多いため、ドレープのウェーブ感や天然素材(コットンやリネン)のようなふんわりとしたやわらかさは望めません。
遮光にするために、どうしても生産上黒糸を使用するので、現在は発色性の高い糸を使う商品も増えてはいるが、見た目が暗い雰囲気になりがちで、無地が多くデザインと素材に限りがある。
完全遮光カーテンといっても、カーテンレールと窓の隙間があるので、光が漏れます。
解消法としては、リターン仕様にする。
▲リターン仕様カーテンレール<Rupert Pino – ルパート ピノ>
両開きで、カーテンを閉じている時や
長さも1~2cm程床から上がっているので多少光が漏れることがあります。
解消法は、幅はレール幅より多少ゆとりをとるサイズで作成(レール幅X約1.05%程度)することによって、ドレープ本来のウェーブ感も演出でき隙間も埋まります。
裾の隙間が気になる方はこういうご提案もございます。
カーテンは遮光カーテンであるべきか?
上記で遮光カーテンのメリットとデメリットのご紹介をさせていただきましたが、ここでは、遮光カーテンにない非遮光カーテンの用途(場所)やメリットを紹介させていただきます。
お家にカーテンを選ぶ際、デザイン?遮光?遮光じゃない?素材?などで悩まれる方がきっと多いはず・・・
特に寝室は遮光カーテンを選ぶ場合が多いと思いますが、リビングはどうなのでしょうか?
寝室は日中でもカーテンを閉めていることが多いですが、
リビングでは、日々の大半レースのみで過ごされている方が多いと思います。マンションなどの集合住宅特に上層階は、とくに、終日レースだけなのではないでしょうか?
遮光カーテンであると日中、西日の照り付けで閉めた場合、お部屋が暗くなり、場付け照明をつけるはめになります。もったいないですね~!
カーテンを閉めた場合でも、お部屋のイメージを暗い印象にしたくない場合は、非遮光カーテンがオススメです。
光を通すことにより、デザインの印象が変わる
▲<pieni ainoa -ピエニアイノア シャビーピンク->
遮光カーテンは生地に黒糸を使用するため生地自体暗い印象になり、日があたっても、デザイン自体の印象は、ほぼ変わりませんが、非遮光カーテンは日が差し込むと、ほどよくデザインが透け、日の差し方具合で日々印象が変わり、ずっとデザインを楽しむことができるのも魅力的です。昼と夜でもガラッと印象が変わります。
圧迫感を感じず開放的!!しかも目覚めが良い
カーテンはお部屋の中で、家具同様、インテリアにおいて占める割合が大きい品種で、遮光カーテンはどうしても生地が分厚く重たい印象になるので、圧迫感を感じますが、非遮光カーテンであれば、遮光と比べふんわり軽い印象を与えられるので、すごく開放的な印象になります。
さらに、生地が薄い分カーテンを束ねる際のボリュームを抑えることができ、窓の幅が広い場合は、なお解放感があり、すっきりします。
非遮光カーテンはさらに睡眠時でも、朝、日の光で目覚めたいという方はおすすめ、光の閃光を浴びることができるので、目覚めもよく、すっきりすることでしょう!!
なんといってもデザインと素材が豊富
遮光カーテンは、ほぼポリエステル素材を使用しており、デザインもたくさんあるのですが、非遮光カーテンの比ではございません!
デザインは北欧テイストや大人気のモロッカンスタイル・ナチュラルテイストなど幅広く選ぶことができ、素材においても、ふんわり軽やかな、コットン・リネンなど選択肢が広がりインテリアの可能性を風合いや質感も含め、存分に味わうことができます。中でも天然素材のカーテンは、光があたると、様々な顔になりやわらかく光ります。特に天然素材はカーテン好きなあなたにオススメです!!
▲北欧の暮らしをイメージした当店オリジナル非遮光カーテンシリーズ【NORDAY ノルディ】
非遮光カーテンを選んでも後から遮光カーテンに早変わり!
非遮光カーテンをご使用していくと、暑い夏や、寒い冬は、それほど、冷暖房効果が遮光と比べると、薄いため、失敗したな~って思われた方もいるはず・・・
そんな時は、後付け裏地オススメ、
なんと後から裏地をつけることによって、遮光カーテンに早変わりするんです。
今吊っているカーテンにあと付けで取り付けられる、遮光性裏地があるんです!!取り外しも簡単なので、季節によって、簡単イメチェン!!
Good Point1 お気に入りのカーテンの遮光性を高めたい方はピッタリです!
Good Point2 冷暖房効果がUPして、省エネ効果がUPします!
Good Point3 太陽光による、変色・色褪せを防ぎます!
Good Point4 後付け裏地は、簡単に取り外しができウォッシャブルなのでお洗濯にも便利で、季節による使い分けも可能です!
Good Point5 ぴったりサイズでお作りすることができます!
Good Point6 非遮光・遮熱・保温タイプや完全遮光・遮音・遮熱・保温タイプなど豊富なラインナップ!!
リビングルームに遮光か非遮光かどうしよ~と迷っていて、リビングだからカーテンを閉めた時に暗くしたくないな~とお悩みの方は、デザインやカラーを楽しみたいという方は、非遮光カーテンを選んでみるのも選択肢の一つでオススメです!!
っということで・・
簡単なご紹介となりましたが、
いかがでしたでしょうか?
まとめ
カーテンは遮光カーテンであるべきか?ですが、遮光性・断熱効果・UVカット・防音・プライバシー保護など用途が合えば最高にいいカーテンですが、デメリットも存在します。素材やデザインも含め非遮光カーテンもご検討したうえでカーテン選びを楽しみ、インテリアを楽しんでいただけたらと思います。
遮光なしのカーテンで暖かい光を上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。
是非、ご参考にしていただければ、幸いでございます( ´∀` )
▲コットン(綿)・リネン(麻)を使った天然素材カーテン特集!天然素材を使用した非遮光カーテン!!
遮光カーテンや非遮光カーテンにかかわらずお悩みがございましたら、なんなりと当店へご相談くださいませ( ´∀` )
長々となりましたが、遮光カーテンも非遮光カーテンもどちらも魅了的ということです( ´∀` )
では、また次回!!
堺のおじさんコラム!お楽しみに^_^