【TBL VOL.17 幸せのあり方。それを知っているのが猫。 】
こんにちは！ハネタンです！
異常に暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
ハネタンは冷たいドリンクを飲みすぎて胃腸を壊し気味です。皆様、暑いからといって、冷たい飲み物ばかり飲まないよう気を付けましょうね。
さて、お話は変わります。
ハネタンはインテリアと猫が好きでお馴染みですが（馴染んでいないかもしれませんが）
どうしても我が家に取り入れられないアイテムがあります。それは、ハンギング（吊るす）系アイテムです。
なぜなら、我が家のわんぱく娘であるココちゃんは長いもの、揺れているものを見ると捕らえずにはいられない性分だからです。
先日当店の仕入れ部隊がバリ島で仕入れてきたドリームキャッチャー。とっても素敵で、欲しいな～。可愛いなー。とずっと眺めていました。
↓藍染カーテン＜indigo music-インディゴ ミュージック-＞の横にぶら下がっているのがドリームキャッチャー（※未発売品）です。
繊細で美しいマクラメにフェザーがたっぷりあしらわれていて、とっても素敵ですよね。
しかし、このふわふわの羽が猫ちゃんの捕獲本能を刺激することは言うまでもありません。
↑我が家の猫ギャング達。目が爛々としてしまっています・・・。
もともと、2匹ともノラ猫出身ということもあり、以前飼っていた猫ちゃん（ラグドール）と比べると野生感がハンパじゃありません。
しかし、上記お写真のように、トラちゃんが食器棚の上にいることはちょっとした奇跡でもあります。
何が奇跡なのかと申しますと・・
実をいうとトラちゃん、片目が見えていません。子猫時代に事故で左脳を傷つけてしまったために右目で見えているものが認識できないのです。
事故の原因は、少し目を離した隙にお箸を縦に咥えたままキッチンカウンターの上から飛び降りたことでした。
家の中にいれば安全というわけではありませんよね。このようなことは本当に珍しいケースだと獣医さんも仰っていましたが、不慮の事故に備えることがいかに必要か考えさせられました。
（以後、お箸やペン、長いものは全て表にでないよう徹底しています。棚の上にも登れないよう、物で敷き詰める予定です・・）
トラ「あの頃は大変だったのにゃ」
退院当初、右半身が不自由なために平衡感覚がつかめず、真っすぐ歩こうとしても左に回転したり、混乱からなのか夜通し叫ぶように鳴いていたこともありました。
事故とはいえ、トラちゃんの身体が不自由になってしまったのは飼い主の責任です。当時はかなり落ち込みましたが、起こってしまったことを帳消しにすることはできません。
できる限りのことをしてあげよう！とにかくそれしかない。と思いました。
トラは常にご機嫌で人懐っこい子だったのに、事故以来喉を鳴らしてくれなくなっていました。ですが、毎日できる限り触れ合うようにし、時には夜通し頭を撫でて落ち着かせたりする日もありました。
そうしているうちに、ゴロゴロと昔のように喉を鳴らしてくれるようになったのです。その時の感動は忘れもしません・・！！
手足をマッサージしたり肉球の間を刺激したり、ネットで調べて良いとされることを試みてみました。効果があったかは不明ですが、子猫だったこともあり、トラちゃんの回復力は目覚ましいものでした。
下半身が動かなくなるかも・・。と言われていたにも関わらず、今ではココちゃんと走り回ったりプロレスしたりするまで元気になりました。獣医さんも『すごい！！』と驚くほどでした。
↑ハンモックでもくつろげるようになったトラ。
猫ちゃんは、実はものすごい回復力を持っていて、その治癒力は人間以上とも言われています。
嬉しい時にゴロゴロ鳴らす音には人間の治癒力を促す効果があると言われていますが、自分自身の心と体を癒す効果もあるそうです。
それってなんだかすごいですよね。
確かに猫ちゃんって、自分にとって良いこと、気持ちがいいことを本能で分かっているような気がします。
人間もストレスが溜まったらカラオケをしたり、友達とおしゃべりをしたり、感動映画で涙を流して発散したりしますが、
猫ちゃんは非常にシンプルかつナチュラルにストレスを開放しているように見えます。
↑ゴロにゃん中のトラ。リラックスをしている時のポーズです。
もちろん、猫ちゃんはただやりたいことをやってダラダラしているわけではありません。
もともと本能的に縄張り意識が高いため、警戒心は強い生き物です。室内飼いだとそこまでではありませんが、野良猫の場合はちょっとの油断が命を落とすことに繋がりかねません。
常にある一定の緊張感を保ちつつも、好奇心の赴くまま、チャレンジを試みます。
あの扉の向こうには何があるのだろう・・。あの隙間の中に入りたい・・。
あの高いところへ登ってみたい・・。あいつを驚かしたい・・。あれを食べてみたい・・。活動している時は常にそんなことを考えています。
好奇心が勝っている時、猫は失敗を恐れません。時にはジャンプ力が及ばず目的地に着地できないことだってあります。
それでも常にポジティブ？でいれるのが猫ちゃんの魅力の一つ。
緊張感が続いたりすると、自分の身体を舐めてリラックス。そして深い眠りへ・・。
動物なので自然体なのは当たり前かもしれませんが、猫ちゃんは特に自分が心地よくいるための方法を知っている気がします。
危険に対してアンテナを張り巡らせながらも、チャレンジ精神を常に持ち、遊ぶときは思いっきり遊び、リラックスするときはとことんリラックス。
人生（猫生）の楽しみ方・幸せの在り方を一番よく知っているのは猫ちゃんなのかもれません。
しかし、猫ちゃんより複雑な頭脳を持っている人間には、『シンプルであれ。』というのが一番難しいことなのかもしれませんね。
トラ「頑張ってよじ登ったから、いい眺めにゃ。」
「疲れたら寝るのにゃ。」
体が不自由でも、幸せでいる方法を知っているトラはいつもこんな様子です。
トラのこの表情にどれほど癒されたことでしょう・・。
シンプルでハッピーな生き方。
人間である私たちにも、猫ちゃんに学べる部分があるかもしれません。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、次回のTBLコラムもお楽しみに♪
＜ハネタン＞
私はAVET様を通じてココ＆トラを譲っていただきました。
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