皆さまこんにちは！
モロッコ在住経験のある方からフレッシュなコラムが届きました♪
今回はどんな情報なのかドキドキ(o´艸`)
さてさて、始まります！
こんにちは！ユキです。
モロッコのローカルレストランには主に2種類あり、タジンやクスクスなどのしっかりしたお食事メインの「レストラン」と、
軽食メインの「スナック」があります。
どちらも使いこなせると、モロッコでの食生活がぐーんと豊かになります笑
今日はそんな庶民御用達のレストランについて、お話しますね。
レストランとスナック。
どちらもそれぞれ良いところがありますが、私はスナックがお手軽で大好きです。
スナックのメニューは、サンドイッチやパニーニがメイン。
テイクアウトも気軽にできちゃいます。
モロッコ通の方ならご存じの通り、モロッコのパンは超☆絶品！
そのパンで作るサンドイッチは、言わずもがな。激ウマです！
お肉も新鮮。
パンもカリふわ。
そりゃ美味しくて当たり前ですよね。
しかも安い！
サンドイッチ1つで、だいたい100～200円です。
付け合わせの定番フリットも、ほとんどのお店で手作り（手作りじゃないと、お客さんが来なくなるらしい）。
これがまた、美味しいんですよー(*^ω^*)
お店によっては、店頭でおばちゃんが「ムスメン」というクレープのようなパンを焼いていることも。
これも焼き立てを食べると、めっちゃ美味しいです。
モロッコでも外国人が利用するレストランでは、タジンにスプーンとフォーク、取り皿が添えられています。
一方、ほとんどのモロッコ人はスプーンもフォークも使いません。
使うのは「手」のみ。
みんなちぎったパンを器用に使って、タジンを食べます。
もちろんタジンのお肉も、手でちぎる！
牛でも羊でも、タジンのお肉は柔らかくなっているので、ほろほろと簡単にほぐれちゃいます。
あ、クスクスはスプーンで食べますよ。
あのちっちゃいツブツブは、流石に手では食べにくいですしね^^;
（でも伝統的には、クスクスも手で食べるらしい）
ローカルレストランで食事をしていると、知らない人がいきなり声をかけてくることがよくあります。
よくいるのは、ちょうど食事が終わった頃合いに「残ったものをちょうだい」と言ってくる人。
私が家族で食事をしているときにも、おばちゃんがやってきたことがありました。
夫と何か話すと、別のテーブルに座った彼女。
しばらくすると食事が運ばれてきて、食べ始めました。
あまりに自然に会話しているので、てっきり夫の知り合いなのかと思っていた彼女。
後で夫に聞くと、なんと赤の他人。
「お腹が空いたから、何か奢って」と言われたとのこと。
そして彼も「OK、いいよ」と、店員にいくつか頼んで彼女に運んでもらったと言います。
彼女は終始堂々とした態度で、お願いすることに後ろめたさなんて全く感じていない様子。
当たり前に、見ず知らずの人に与えてもらう。
与える人も、当たり前に助けてあげる。
日本では、なかなか見かけないシチュエーションではないでしょうか。
モロッコの人たちは、「困った人がいたら助けてあげる」という価値観が当たり前のように身についている人が多いなと感じます。
そして助けてもらう側も、それが当たり前と思っているのが面白いところ。
イスラムの教えによる影響も強いのでしょう。
本当に困っているときに素直に「助けて」と言うことって、意外と難しいですよね。
それが言えなくて、どんどん状況が悪化して苦しむ人も少なくありません。
日本人ももっとオープンに「助けあう」ことができるといいかもしれませんね。
【ユキ】
当店のプライベートブランド＜Patati Patata -パタティ パタタ-＞シリーズは、とってもオシャレなモロッカンアイテムを多数取り揃えております♪
モロッコ現地から届いた可愛い雑貨やラグ等たくさんございますので、いつでもお部屋でモロッコ気分♪ハッピーに過ごして戴けますヾ(≧▽≦)ﾉぜひご覧ください。
▼ 当店オリジナルモロッカンデザイン【 Patati Patata -パタティ パタタ- 】ご紹介ページ
次回の更新をお楽しみに～！