皆さまこんにちは！
モロッコ現地からフレッシュなコラムが届きました♪
今回はどんな情報なのかドキドキ(o´艸`)
さてさて、始まります！
こんにちは。モロッコ在住のユキです。
暑かった夏も、そろそろ終わりの気配が漂ってきましたね。
マラケシュはモロッコの中でも夏の暑さが厳しい場所なのですが、今年は少し涼しい夏でした。
ところで、皆さんはモロッコというと、どんな気候を想像しますか？
アフリカっぽく一年中暑い国というイメージをお持ちかもしれませんね。
今回はモロッコの気候について触れてみたいと思います。
実はモロッコと日本と同じタイミングで四季があるんですよ。
というのも、モロッコと日本はほぼ同じ緯度にあるから。モロッコ最大の都市のカサブランカは、日本の九州とほぼ同じ緯度に位置なんです。
ただ、地域によって気候は全く異なります。
モロッコの国土面積は日本よりちょっと広いくらいなので、日本をイメージしてもらえればわかりやすいかと思います。日本も北海道と沖縄じゃ全然違いますもんね。
モロッコを訪れる観光客に最も人気のある砂漠エリア。伝統的なモロッコの雰囲気を味わい、大自然を楽しむにはとっておきのエリアです。
その砂漠エリアの気候の特徴はというと、「めっちゃ激しい気温差」。
かなり乾燥しているので、一日の寒暖差がとっても大きいんです。
砂漠といえば一年中暑いはずと思う方も多いのではないでしょうか。
確かに夏は50℃近くなることもあり、とても厳しい灼熱の暑さなのですが、夜はかなり冷えます。
特に冬場では、夜が5℃以下になることも珍しくありません。一方で昼は20℃を超えちゃったり。もう何を着たらいいかわかりませんw
1日の間に20℃近く気温が変動するなんて、日本じゃ考えられませんよね。
砂漠を訪れる方はしっかり防寒対策と脱ぎ着できる服装で、そんな気温差も楽しんじゃってください。
モロッコには山も多くあります。特に有名なのが、標高3,000m級の山々が連なるアトラス山脈。
モロッコの中央部を大きく縦断している山脈なので、モロッコの周遊観光をされる方の多くがこの「アトラス越え」を経験されるはず。
このアトラス山脈はスキー場があるくらい、冬場は雪がたくさん降る地域です。
雪が降りすぎて、たまに道がクローズしてしまうことも。
冬に「アトラス越え」をする場合は、余裕を持った予定を組んでおくと安心ですよ。
モロッコ北部は地中海、北西部は大西洋に面しており、海沿いの町は一年を通して温暖で過ごしやすいのが特徴。
夏でも30℃を超えることはあまりなく、雨も少ないのでカラッと気持ちの良い気候です。
北部エリアだと、首都ラバトや、モロッコ最大の都市カサブランカ、港町のタンジェ、北西部だと港町エッサウィラがあります。
私の住むマラケシュは、モロッコの中央部に位置する内陸部にあります。
そのため、夏はめっちゃ暑いです。40℃を超えることもしょっちゅう。
雨はほとんど降らず乾燥しているので、体感的には日本のジメジメした夏より楽ですが、日差しが強く、まさに灼熱の夏。
マラケシュで経験した1年目の夏では、気温42℃、湿度8％なんていう数字を見たことがあり、びっくりしました。湿度8%って！！
ちなみに、マラケシュの夏に体が慣れると、湿気の多い日本の夏がめちゃくちゃ辛くなります。この前、一時帰国したときは1週間くらい体調不良に見舞われました（＾＾；
モロッコの主な地域の気候について、ご理解いただけましたでしょうか。
ご紹介しましたとおり、モロッコの気候は地域によって様々な特徴があります。
が、一方で各地域で共通していることは「とにかく乾燥している」ということ。モロッコを訪れる機会がありましたら、お肌の乾燥対策はお忘れなく！
【ユキ】
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次回の更新をお楽しみに～！