皆さまこんにちは!
モロッコ現地からフレッシュなコラムが届きました♪
今回はどんな情報なのかドキドキ(o´艸`)
さてさて、始まります!
こんにちは、モロッコ在住のユキです。
2020年のお正月はいかがお過ごしになりましたか?
年の初めは、すべてがおめでたい雰囲気でワクワクしますよね。
でもモロッコはというと、「新年」な雰囲気はほとんどないんです。
今回は、そんな日本とはちょっと事情が異なるモロッコの年末年始についてお伝えします。
日本が年末年始で盛り上がる12月末から1月前半。
この時期のモロッコはというと、特別な雰囲気はまったくありません。
公的機関も学校もすべて通常運転。
1月1日だけは一応「New Year’s Day」ということで祝日になっていますが、これも1日だけのお休み。
モロッコの人たちは特にこの時期に帰省することもないので、いたって普通の日常風景です。
いつも多くの人でにぎわうマラケシュのフナ広場。
おととしのことですが、1月1日のカウントダウンのタイミングにここを訪れました。
いくら新年を祝う習慣のないモロッコでも、外国人が多くて常に大勢の人であふれているフナ広場。
さすがにここに来れば、「ハッピーニューイヤー」の声が聞けるんじゃないかと淡い期待を胸に行ってみたわけです。
でも。
カウントダウンの瞬間は「3,2,1,・・・(ざわざわっ)・・・」。以上。
まぁ、毎日お祭り騒ぎのフナ広場ですから、お祝いムードになったとて、普段とたいして変わらないでしょうけどね(笑)
モロッコでは、公式の暦は日本と同じく西暦が用いられていますが、行事や祝日はイスラム暦をもとに定められています。
このイスラム暦は、ヒジュラ暦とも呼ばれます(むしろヒジュラ暦の方がポピュラーな名前)。
イスラム暦における紀元は、預言者のムハンマドが信者を率いてメッカからメディナへ移動した年。
そのためイスラム暦における年は、日本人になじみのある西暦とは大きくずれています。
たとえば、2020年の今年は、イスラム暦では1441年。だいぶ違う。
そして2020年のイスラム暦における新年はというと、8月20日(予定)。ぜんっぜん、違う。
さらにこの8月20日も「イスラム暦での新年」として祝日になっていますが、モロッコ社会的には「ラマダン」や「イード・アル=アドハー(犠牲祭)」の方が圧倒的に大きな行事として扱われています。
イスラム教国であるモロッコにおいて、新年に対するとらえ方は日本人の感覚とはかなり違っているようです。
こんな感じで年末年始も普段と何も変わらないモロッコの人々の生活ですが、観光地となると話は別です。
年末年始の時期は日本人だけでなく、クリスマス休暇を楽しむ欧米からの観光客も多くなる時期。
モロッコにおける観光地は、ホテルも激混みなのです。
特に、サハラ砂漠での年越しは毎年大人気。
「砂漠でテントに泊まって、初日の出を迎えたい!」という外国人の人たちが大勢訪れるのです。
砂漠で眺める日の出は、確かにとってもロマンチック。
ただでさえ砂漠で迎える日の出は感動ものですから、それが「初日の出」なら尚一層のこと忘れられない思い出になるに違いありません。
ちなみに、モロッコで砂漠に泊まることができるスポットはひとつではないのをご存じですか?
最も有名なのはモロッコ南東部にある「メルズーガ」ですが、モロッコ南部の「ザゴラ」やマラケシュ近郊の「アガファイ」などでも砂漠でのテント泊が可能です。
旅行プランに合わせて検討してみてくださいね。
そして砂漠での年越しをしたい場合は、ホテルとツアーの予約は早めにすることをオススメします!
12月から1月にかけての慌ただしさを忘れたい、お疲れ気味のあなた。
来年の年末年始の旅行先にモロッコはいかがでしょうか?
普段と何も変わらないマイペースなモロッコの生活と雰囲気が、あなたを癒してくれますよ。
オススメ(^q^)!
【ユキ】
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次回の更新をお楽しみに~!