皆さまこんにちは!
モロッコ現地からフレッシュなコラムが届きました♪
今回はどんな情報なのかドキドキ(o´艸`)
さてさて、始まります!
こんにちは!モロッコ在住のユキです。
すっかりおなじみになった「リモート」や「オンライン」という言葉。
学校関係で言うと、「オンライン授業」はこの1年ですっかり世の中に浸透し、身近なものになったと言えるでしょう。
いやー、恐るべしコロナ。
この流れは、モロッコとて例外ではありません。
学校が閉鎖になってからというものの、小学校から大学まで、オンラインで授業が行われています。
今回はモロッコで行われているオンライン授業について、お話したいと思います。
オンライン対応の話は、割と早い段階から始まりました。
おそらくスタートしたのは、日本より早かった記憶があります。
とはいえ、オンライン授業には、インターネットにつなぐためのツールが必要。
パソコンやタブレットを持っている裕福な家庭ばかりではない中、どうやって進めるのか・・・なんて思っていました。
ちなみに、うちの子どもはまだ幼稚園でオンライン授業の対象外。
小学生以上が対象になっているようです。
小学生がいる家庭の話によると、オンライン授業はWhatsAppというSNSを使って行っているとのこと。
なるほど、確かにスマホなら多くの人が持っている。
日本で言うなら、LINEのグループ通話で授業をやってしまうような感じですね。
その知人に、授業の様子について聞いてみました。
そもそも画面の前にじっとしていることが難しい、6~7歳の子どもたち。
授業の様子もなかなかにカオスなようで、先生が話しているときに絵文字を送信しまくっちゃう子がいたり、
同席している生徒の親が勝手に話し出してしまったりと、かなり自由な雰囲気らしいです笑
ちなみに乱入してきた親が夫婦喧嘩を始めてしまう、と言った珍事件もあったそう。
うーん、やっぱりカオスだわ。
あとは、WhatAppのアイコンに子どもがこだわり、自撮り写真を撮りまくるようになってしまったり。
良くも悪くも、子どもってすぐにスマホを使いこなしてしまいますからね。
すっかり乗っ取られてしまって、困っている親も少なくないみたいです笑
8月末現在、日本の学校は既に再開し、通常の授業が行われているかと思います。
一方、モロッコはまだ閉鎖のまま。
再開の見通しもまだ立っていません。
と言うのも、実は羊犠牲祭の後からコロナの新規感染者が急激に増えているから(T_T)
この状況では、学校を再開するのが難しいのは言うまでもありません。
さらにオンライン授業を続けると言っても、インターネット環境に恵まれている家庭ばかりではなく、
オンライン授業の恩恵を受けられない子どもたちも少なくない状況です。
学費面でも、家計の状況悪化のために学費を支払えない家庭も増えてきている様子・・・。
このように問題も山積みの中、それでも進められているモロッコでのオンライン授業。
「なかなか良い解決案は見つからないけど、とにかくやるしかない」と言うのが実情のようです。
日本でも実施されたオンライン授業。
乗り越えるべき課題は、世界共通なようです。
子どもたちの貴重な教育の機会が失われてしまうのはもどかしく、なんとかしたいものですが・・・
子どもも親も、出口の見えない難題に悩まされる日々がしばらく続きそうです。
【ユキ】
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次回の更新をお楽しみに~!